赤寺特撮秘宝館

特撮や映画などの感想をイラストや文やらなんやらで紹介

2015年03月

おみおくりの作法見てきた。


44歳の独身男ジョン:メイの仕事は、街で孤独死した住人を調査すること。そして、住人の人生にあった音楽を選び ジョンは独り故人を弔ってきた。とある日、 上司に呼び出されてリストラを告げられ最後の仕事《調査》にとりかかる。


と言った内容の映画。
この映画は、結論から言うと水木しげるフィルタを通して見るべきだと思った。故人の人生を辿っていくウチに故人の「死」と、人の「人生」がリンクしていき、ドラマは進んでいく。「死」のスタンスから「生」を見ていく感じが実にシュール。間のとり方も絶妙でいい空気感がでている。このカンジが実に水木しげるなかんじなのだ。ぽわーっとかぼわーんとかそういうかんじ。
 
そして、ジョンメイはとあるゴールに辿り着くのだけれどそれが衝撃的すぎる結末で 、結構重いオチになってます。「生きたいから生きる」ではなく「生かされているからありがたく生きる」という謙虚な気持ちにさせてくれる映画だった。

★★★★★ 星5つ。 
たまには静かに落ち着いて見れるいい映画だと思う。オススメ。



おみおくりの作法公式:http://www.bitters.co.jp/omiokuri/

激亀忍者伝見てきた



解説
忍者の扮装をしたカメのヒーローたちの活躍を描き、アメコミやアニメ、映画化で人気を博した作品を、マイケル・ベイ製作で実写映画化したアクション。ニューヨークの地下道に暮らし、悪から街を守るべく戦うタートルズたちの勇姿を活写する。メガホンを取るのは、『世界戦略:ロサンゼルス決戦』『タイタンの逆襲』などのジョナサン・リーベスマン。『トランスフォーマー』シリーズなどのミーガン・フォックスや、『俺たちフィギュアスケーター』などのウィル・アーネットなどが出演する。ベイらしい迫力満点のアクションシーンが期待できる。

あらすじ
ニューヨークで悪事を働く犯罪組織フット団を追っていたテレビレポーターのエイプリル(ミーガン・フォックス)は、ある日、強盗に入ったフット団をこらしめる何者かの姿を目撃する。数日後、エイプリルは別の現場でフット団をやっつける何者かに遭遇。撮影に成功するも、そのヒーローたちの正体は人間の言葉を話し、体長180センチもあるカメだった。
(引用元:シネマトゥデイ

という触れ込みのミュータント・タートルズですが、
向こうの題名は

TEENAGE MUTANT

NINJA TURTLES


の通り、ガイジンがよろこぶクールニンジャーッ押しな作りになってました。
アクションもトランスフォーマーばりによ~動いてアクション映画としていい出来。

んでだよ。タートルズは過去作の通りキャラクターが生きてるんだけど、敵のシュレッダーがさ、カッコイイのはいいんだけど、そんだけなんだよ。灰汁も何もなくうっすいキャラづくりに俺は落胆した。クランゲに罵倒されたり、ロックステディを蹴っ飛ばしたりするイメージの片鱗すら無い。

挙句エイプリルはチャンネル6クビになっちゃったり、ぜってー「TMNT2」作るきねーだろ!…まぁ2作るなら、俺がハマーだ!くらいの勢いで何事もなかったようにチャンネル6のユニフォームを着たエイプリルが出てくることを期待する。

タートルズには愛を感じられたけど、「TMNT」に対する愛は感じられなかったよ。
マイケル・ベイほんとに全作みたのか?なめてんのか?

アクション的には☆☆☆☆☆で、
タートルズ的には☆☆☆☆☆だけど、
TMNT的には☆★★★★だ。
よって、☆☆☆☆★ 総合3.66点。

「それでは赤寺様、今回の総括おねがいします」
今回は、まぁ初回ですからね。探り探りなところがあったと思います。
マイケル・ベイさんは2でクランゲを登場させてミュータントとミュータントの戦いを作りつつも、
アベンジャーズに負けないような、笑いのある作りを意識するともっと良くなると思います。
タートルズはよくできてましたのでこの調子で次回も頑張ってください。



ミュータントタートルズ公式 http://www.turtles-movie.jp/

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