ストーリーは前作の創世記から、猿達は山で集落をつくり、猿の家族愛が永遠と連ねられる感じ。
しっちゃかめっちゃか荒れるんだけど最後は元鞘という「渡る世間は鬼ばかり」の橋田寿賀子脚本を彷彿させるような映画だった。その中でも俺はオランウータンのモーリスがとても好きだ。物静かなキャラクターなのだけれども会話の最後に見せる表情が実に粋な顔をする。

あとは予告動画にある通り、猿がマシンガンを持って大暴れするのだが馬に乗ってマシンガンを両手に持ちノーエイムで人間を駆逐していく様はコマンドーのメイトリクス以来の衝撃だった。なぜその弾が当たるんだと思ったら負けなのだろう。この猿は異常なのだ。異常なくらい強い。それでいいとおもう。みつを。

もう予告動画でストーリーが大半想像出来て、 オチもそうそうショッキングでもなく、なんとなく見れてしまう。なぜなら「そこに猿の惑星があるから」だと思う。前述のとおり猿の惑星は「渡鬼」なのだ。

まぁ総合的に考えると3.5くらい。★★★★☆。
猿がマシンガンで大暴れするのはこの映画くらいなのでそれだけで価値はある。 他所では見れぬそれを見たい。猿の惑星。

猿の惑星:新世紀  http://www.foxmovies-jp.com/saruwaku-r/